激動 国会舞台裏
順調に行けば、2月13日(火)、本会議で代表質問させていただくことになりました。国会議員になって3年目、初めての挑戦です。
順調に行けばという理由は、国会スケジュールは生ものだからです。当日にならないと決まらないとも言われますが、今はまさにそうです。裏金・脱税や旧統一教会問題など、ここではっきりしなくてはならない課題に対して、当初政府は曖昧な答弁を続けていましたが、ここにきてどんどん実態が明らかになってきました。ごまかさずに正々堂々とこたえていただければと、嘆きたくもなるのですが、ここで変えねばいつ変えるという思いです。
◆今回、税をテーマに登壇します。
脱税に決着をつけずに、税の話はできません。
そうではないですか。これから確定申告が本格化します。物価高で暮らしが圧迫されている今、政府は更なる負担増を、防衛増税や子育て支援金、扶養控除の縮小など、あらゆる形で求めてきます。それなのに、政治家は脱税OKでは、この国の秩序が成り立ちません。政治家自ら襟を正すためにも、全身全霊をかけて本会議に臨みます。
◆本会議登壇までの流れ
時々ご質問いただくので今回は舞台裏を紹介します。本会議とは衆議院の意思を最終的に決定する重要な場で、審議にかかった法案全ての採決を行います。その中でも、いわゆる「登壇もの」と呼ばれ、各党の代表者が壇上で議論する重要な法案は与野党の国会対策委員会にて協議し厳選します。代表者はバッターと呼ばれ、法案に関わる委員会の筆頭理事から指名されます。
バッターとなった人は、法案に対する質疑を考え、全文を書き起こします。(※普段の委員会質疑は要点だけでいいのですが、本会議登壇は全文で大変です。)
その際は、衆議院調査室や国会図書館を活用しデータを集め、地元の声や有識者の意見を反映させながら論点を整理し、政党の政務調査部門とすり合わせしながら作り込み、さらに先輩方のご指導をいただきながら、推敲を重ねに重ねて、国会対策委員長の決裁をいただき、政府へ通告します。(※時間厳守です。)
ここまでが約2~3日の間に怒涛の如く決まります。時折ニュースで時間を守らないなど言われますが、実態はみんな必死になりチームプレーでつくっています。先程私もようやく通告を終えて、どっと疲れが押し寄せていますが、本番はここから。多くの皆さまに支えられてできた本会議原稿を手に、国を変えていく瞬間にすべく、挑戦者として本気で挑んでまいります。