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【ばばばんVol.47】本会議登壇

本会議登壇

政治は現場、バッジは覚悟、貫くべきは志。

 先日、小学生にもお話ししましたが、私にとって政治とは、生きることをとことん楽しくすることですし、政治家とは、この国の進むべき道の方向性を示し、その実践者となることです。

 国会の本会議登壇は、その方向性を問いかけ、議論する1ページだと捉えています。

 

 2月13日(火)、平成生まれ初として、衆議院本会議場での質疑に立ちました。「テレビで見たよ!」とたくさんの方から声をかけて頂き、SNSでも計100万回再生いただき大変有難い限りなのですが、これは私にバッジを託してくださった皆さまお一人おひとりがいるからできることなのです。改めて感謝を申し上げます。

 

◆初の財務大臣質疑

 財政は経済の一部です。本来、経済は市場に委ねるべきですが、市場の原理だけでは、実現しきれない社会の在り方を財政で示す、この国の思いです。

 しかし今、日本の「歳出」は無秩序な大盤振る舞い、「歳入」は捕らぬ狸の皮算用と、思いが見えてこないのが一番に苦しいところです。

防衛予算5年間43兆円、子ども予算年3.6兆円、GX投資20兆円。どれも天文学的規模なのに、どこに使うのか未だ明確にされません。

 一方、防衛増税は昨年決めたはずなのに実施せず、厳しい決断からは逃げ続け、国民の目の前には美味しそうな“一時の減税”をぶら下げます。子ども支援金にいたっては、政府の説明が委員会で質疑する毎に、国民に求める月の負担額が500円→300円→1000円とコロコロ変わる始末です。

 私たち政治家は、国民からの人気を取るためになったわけではなく、過去現在未来の国を背負う使命を果たすために集ったはずです。

 

◆正々堂々 2つに1つ

 今のまま羅針盤もなく、無理に無理を重ね、嘘をつきながら突き進むのか、一旦立ち留まり、真剣に国のかたちを見据え修正するか。2つに1つです。

 2月27,28日と予算委分科会(農水大臣)、財務金融委員会(財務大臣)で質疑に立ちます。この国の政策がその時の気分によって二転三転する今、現場の方や将来に思いを馳せながら、ビジョンを示し、その実践者となるべく挑み続けます。

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