激しい戦禍の中で犠牲となったすべての方へ、心から哀悼の意を表します。
3.11の際に、ウクライナもロシアも多くの支援を日本にしてくださいました。
感謝の気持ちでいっぱいですが、国際規則と反して世界の秩序を乱す侵略行為は断じて許されず、強く抗議します。
衆議院議員としての任期(4年)も4ヶ月/48ヶ月が経ちました。
今月は、予算委員会第6分科会にて、つまり国会で初めて質問の場に立ちました。
言葉では「質問」と簡単に表現できますが、この一時に向けて、入念な準備を重ねます。たかが30分の質問かもしれませんが、ここで大臣や省庁さんの答弁を引き出せるか否かで今後の社会は大きく動きます。
初めての質問は、甲状腺検査、中間貯蔵施設、行政改革について問いました。
福島に残るセンシティブな課題は多いです。
様々な考えがあることを、対話を通して感じています。
でも、だれかが進めていかなきゃ一向に解決には向かわない。
私が国会に来た理由は、なにがなんでも自分より下の代に悩ませる問題は残したくないという思いです。
現場の悩みを、どちらの意見も分かるからこそ、事実に基づいて丁寧に紐解き、現場にいる当事者たちが自分らしく自由に選択できる環境を築きたい。
そのためには、たくさんの気持ちや知見を知る必要があります。今回も質問するにあたり、本当に多くの学生・親・学校・研究機関・行政などと対話を重ねました。
だからこそ、質問は私一人で行ったという感覚はないのです。
関わってくださった皆さんと一緒に解を見つけ出そうとして、作り上げたものだと思っています。
実際に立ってみて、まさに国会が存在する意味はこの瞬間ではないかと感じました。
国会には現場の苦しみや心の痛みを知り、移り行く時代を切り開く、先駆開拓の羅針盤が必要なのではないかと感じています。
与党だけでいいのであれば、国会はいりません。
国家は、一人ひとりの命とくらしと自由を守るために存在します。
世の中にある矛盾を提起し、
今の政策の問題点を的確に指摘し、
最善の提案を行い、大臣の決断を問う。
これは、与党だけではできないことです。
現場の声を聞き、届け、変えていく…野党があり国会であると感じています。
ここだけの話ですが、
国家権力に、身一つで挑む怖さや緊張感はすごいものでした。
国会議員のバッジは、それが許される覚悟の証なのだと思います。
生意気と言われても、まだ若いと言われても、
政治の本質は何なのか、
政党の本質とは何なのか、
野党第一党の責任の本質とは何なのか、
今の苦しみや悲しみをいかに克服するのか、
将来に予想されうる危機に対し、いかに責任をとるのか、
一人の実践者として動き続けていきます。
この社会には、矛盾が溢れています。
皆さんの周りにも、あるのではないでしょうか?
よかったら、一緒に変えていきませんか。
「今を変え、未来をつくる」
衆議院議員選挙で掲げた旗を、改めて確認し、5か月目も全速力で突入していきます!