常にわくわくしていたい
振り返ると、昔から私の行動の原点は “わくわく” でした。
みんながわくわくできるような社会を築けたら、どれだけ面白いだろう?
高校・大学・社会人と、周りの方々と協力をしながら、その時その時の”わくわく”への挑戦をしてきました。
大学で関東、社会人として関西、留学で海外など、国内外の様々な地域で活動の幅を広げていく中で、いつも問われるのは出身地のこと。そう、福島のことです。
私は、話せば話すほど、故郷「福島」のイメージが、固定されつつあるのではないかと危機感を抱くようになりました。
東日本大震災が起きたとき、私は高校3年生でした。
大人たちが決断していく様を、ただ見ていることしかできなかった自分。
あれから10年が経ち、福島の人の温かさと復興の力強さを感じるとともに、10年経ってもなお解決し得ない課題が山積している現実に、言葉もありません。
復興創生期間が終わり、福島は次のステージに踏み出す時です。
子どもたちも、若者も、高齢者も、だれもが、昨日より今日、今日より明日へと前向きに進んでいく「福島」を築きあげ、みんながわくわくするような故郷をともにつくっていく。そう決意を致しました。
これは、私一人では、決して実現できません。
過去に敬意を表し、いまの暮らしを大切にし、未来に責任を持つ。
そんなまちづくりを、ここ「福島」から実現していきます。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
馬場雄基