この場に立つことができたのも、立候補以来、どんな時でも私を支えてくださった福島の皆さま、先輩議員、同期議員、党職員、国会事務局や行政職員の皆さまのおかげです。本当に感謝しかありません。
等身大で行くしかないと思いました。総理質疑に選んだテーマは「子ども・若者政策」です。
若者、今、不安です。
賃金・物価高・奨学金返済・子育て費用・不安定な雇用など経済的苦境に悩み、明るい未来を見通せない若者世代と一緒に闘いたいと思いました。
子ども・若者「後回し」はおかしい。
政府は、防衛費倍増を掲げ、具体的な予算を示しました。しかし、子ども予算倍増は、言葉ばかりで一向に示されない。もちろん、国際情勢の変化を踏まえ、防衛も大切です。同じように子ども・若者の不安に応えることも国防ではないかと私は思うのです。どちらも大きな予算が動くため、子ども・若者を「後回し」にするのではなく、セットで議論しなくては双方実現できないと論じました。
子ども・若者予算は何の倍増?
総理は、私との質疑の中で、「家族関係社会支出の倍増」という答弁をしましたが、翌日、磯﨑官房副長官から記者会見で訂正が入りました。
実は、子ども予算は様々あり、子ども家庭庁予算(4.7兆円)・少子化対策関係費(6兆円)・家族関係社会支出(10兆円)と、何を倍増するのかで大きく異なりますが、何も決まっていません。それどころか、木原官房副長官は「子どもが増えれば予算は倍増される」とまで言います。ここまでくると、岸田内閣は、倍増の旗をおろした方がいいのではないでしょうか。
私は本気です。
この国のかたちを整えたい。
防衛だけではなく、子ども・若者たちの未来を考え、バランスの取れた国を目指したいのです。一緒に歩ませてください。
2023.2.24 衆議院議員 馬場ゆうき