議員外交・韓国【かわらばんvol.12】

50km

これは、郡山~福島間のおおよその距離です。しかし、九州の対馬からすれば韓国にいける距離でもあります。同じ距離でも、国や言語・文化が変わることもあるわけです。

この度、日韓議員交流のため、同期メンバー8名とともに8月29日から31日にかけて訪韓いたしました。現地でPCR検査の結果待ちの待機時間を含めれば、ほとんど1日半ほどのスケジュールでしたが、与野党の議員、地元学者、在日大使館勤務経験者などたくさんのご縁をいただきました。

日韓両国には、徴用工・慰安婦・領土問題など…妥協し難い課題が山積する一方、ドラマや音楽などの文化交流は盛んです。実は、この2か国は、社会課題がとても似ており、出生率は日本が1.30に対し、韓国は0.81(2021年)。日本以上に深刻です。格差は拡大の一途。過酷な受験勉強に代表される超競争社会の中で、就業率は低迷しています。

 

一方、韓国は国の方向性を決めると実践が早く、デジタルなど先進技術の活用は、日本より数段先の世界にいます。2020年、電子政府ランキングは、スウェーデンに次いで2位。電子決済が充実し現金を使わない。公共交通バスにはEVが走る。まさに技術大国を、社会全体で体現しています。

はじめて議員外交を経験し、言葉一つひとつの重みを感じました。自分の目や口、態度そのものに国益がかかっているなと感じた場面も多くありました。

だからこそ、国益を見定め、覚悟を持って臨むとともに、どんな時でも、「あの人となら話せる」という友好関係を築くことが大切だと感じました。

外交は、何も政治の世界だけではありません。私たち一人ひとりができることです。互いの文化を知ること、語学を学ぶこと、音楽を聴くことも、外交です。

一緒に外交を深めて参りましょう!

衆議院議員 馬場ゆうき

(2022.09.04)