ドイツ研修を行う高校1年生たちのお手伝いをかねて伺わせていだきました^^
福島高校ゆかりの先生方と再会のオンパレードで、嬉しかったですw(^^)
こちらの高校は、震災と原発事故の影響で休校した双葉地方の県立高5校の想いを引き継いで2015年に開校されました。
この地から、このときから未来創造をはじめる変革者としての学びを大切にしています。
運がいいことに、この日は高校1年生の「演劇を通して地域の課題を知る学習」の成果発表が行われていたので、交流する前に見学をさせていただきました。
学校というよりも、アウトレットモールのような雰囲気を感じる校舎を歩き、多目的ホールへ。ここは、階段状の客席を展開・収納できる162席の移動型観覧席があり、シアターにもなります。(←びっくりしましたw)
演劇の内容は、高校生たちが、各現場に赴き、現地の方のお話を伺い、自ら劇として仕上げて発表するというものでした。
その現場も、
・東京電力本社
・中間貯蔵施設
・J-Village
・NPO法人
・避難所となった中学校
・こども園、小学校
・精肉店
・病院
・漁業協同組合
など様々であり、協力した各現場の方々も報告会に訪れていました。
発表を聞いて驚いたことは、全員が演劇部なのかと思ってしまうほどの表現力もですが、学生が現地現場の話を聞き、どこを切り取るか自分たちで考えていたことです。取材では、まちの方一人ひとりのストーリーを想いとして聞いているため、情報をまとめることはできても、表現するというのはまた難しいと思います。
学生に聞くと、何を伝えたいのか、取材した方の大切にしていた想いとは何かを整理して、それが一番表しやすいノンフィクションの物語を脚本にまとめたそうです。
5日間、すべてをこの準備に捧げていたこともあり、チームの中でもいろいろあったみたいで、意見の対立もすごかったそうです。
やりきった学生たちも素晴らしいですが、それを支えた青年団員の方々、先生方のご指導に大変感銘を受けました。
生涯学習、社会教育の現場にいる者として感じることは、地域と学生がお互いに学び合う空間づくりが非常に重要であるということ。
まさにここでは、そのかたちにトライしている感じがいたしました。
その後、発表会が終わって、とっっっても疲れていたであろうに、ドイツ研修に参加する学生が集い、交流させていただきました。
僕がドイツで研修した自治やまちづくり政策のことをはじめ、文化、行ってびっくりしたこと等をお話ししました。
「なんでドイツでは、基礎自治体の権限が確保されているのか」など、鋭い質問もあり、一緒に考えながら、その上で僕の意見を述べさせていただいたりしました。
また、その後に、個人的に進路的なことや、友達関係の相談もあったり。時間を忘れて話してしまいました。
色んな角度で、目の輝くみなさんとお話しができて、僕自身とても嬉しかったです。
つないでくださる先生方への感謝の気持ちを忘れずに、何かお力になれることがあったら、
また、すぐに行きたいです(^^)
※大学の時にお世話になったカタリバさんもあってびっくり!こんな形で再会できたことに感動していました。
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