【ばばばんvol.30】役割変われど使命変わらず

 私、馬場ゆうきは、次期衆院選を、比例東北ブロック単独1位で挑むことになりました。

 

 選挙区からの出馬は難しくなりましたが、新2区の玄葉光一郎議員、新1区の金子恵美議員とがっちりとタッグを組み、自らの使命を果たす覚悟です。

 前回の選挙戦、私は小選挙区に敗れ、立憲民主党がいただいた比例東北4席の内、惜敗率の順位により最後の議席として当選いたしました。この席がどれだけの重みを持つものか理解しているつもりです。

 野党の比例優遇は異例。ましてや選挙戦の日付が確定する前に決まることも含めて異例です。

 だからこそ、誰よりもがむしゃらに、誰よりも汗をかき、道を切り拓かなくてならない、その一心です。

 

◆福島には日本政界を動かす魂がある。

 私は、この福島から日本政界全体の渦を起こせると信じています。東日本大震災の教訓は、今の政治に本当に活かされているのでしょうか。

 私は、あの時を悪夢と言うのではなく、真正面から受け止め、正々堂々、できたこと・できなかったことを整理し、本質の政治を極めたいのです。

 

 最悪を想定した体制整備、住民と政治の信頼関係構築、政府の情報発信の教訓を持つはずの日本です。

 

なのに、

 

5年間43兆円の防衛費。

 今のままでは足りなくなる17兆円の内、財源確保法案で示されたのは3兆円。増税という言葉をいまだに使わずに説明する政府に無理はありませんか。

 

マイナンバーの個人情報流出。

 不正の目的がない場合、100人以上の情報が流出しなければ報告事案とならないことの不思議さ。

 

誤魔化すことなく、正々堂々、魂を持って実践する、そういう日本でなくてはならないと私は思います。

 

◆” つむぎあい “

 これは、復興の現場を歩いて歩いて気付いた、みんなが大切にしている言葉であり、私が政治家になってから今日に至るまで大切にしてきた言葉です。

 

 一人ひとり、考え方は違っていいんです。

 

 一人ひとり、大きさも色も違う糸でも、つむぎあえば、強くなれる。私が歩みたいのは、誰かに頼るのではなく、自分も主体となり、救い救われる、責任ある、つむぎあう社会です。この道を、先頭に立ち、切り拓く覚悟を持ち、挑み続けて参ります。