1on1や少人数グループ、党としてイベントを企画したり、ほぼ毎日、学生と意見交換をしております。
SNSが普及し、一見声が届きやすくなったようで本音が届きにくくなった…と感じる違和感、生きづらさや孤独感など心の隙間、偏差値教育における受験の在り方、大学入学後単位やキャリア教育などの選択、奨学金返済と就職…多種多様な問題意識を共有し、よりよい形を一緒に模索しています。
誤解を恐れず言うなら、今の国会は本当に国権の最高機関たる存在として価値を認知されているでしょうか。学生から滲み出てくる不安な気持ちの奥に、諦めと政治への軽蔑を感じます。
それは、どの政策においても、「自治体の判断で」「国はオプションを用意し、あとはそれぞれの判断に」と日本をこうしていきたいという覚悟より自己責任を問い、本当に国民をみているのか、国益を捉えているのか、確信をもてないからではないでしょうか。
国会を国会たる場所にしていくために、これからも全力を尽くして参ります。
2022.11.19 衆議院議員 馬場ゆうき
●10増10減法案可決
10日、衆院小選挙区定数「10増10減」を反映した公職選挙法改正案が衆院本会議で可決。18日に参院でも可決され、国会で成立しました。
「1票の格差」の是正が論点であり、必要性は理解します。しかし、少子化が加速し地域の衰退に歯止めがかからない今、地域を重んずる制度のあり方が不可欠です。
私は、郡山市・二本松市・本宮市・大玉村の皆さまに押し上げていただき今があります。この議席の価値を理解し国のため地域のために責務を全うする覚悟です。
●インボイス問題検討・超党派議員連盟設立
2023年10月1日より導入され、個人事業主などに大きな影響を与えるインボイス制度。登録申請は、来年3月31日までですが、皆さまお済みでしょうか。
公正公平な税制度実現のためという目的は理解しますが、家族・個人経営など小規模事業者の会計負担は小さいものではありません。今の免税点制度が創設された趣旨を踏まえるべきですし、コロナ禍や物価高などの考慮が必要です。10月時点で既に登録した法人は100万件(51.2%)ですが、個人企業は24万件(12.2%)と理解が進んでるとは到底言えません。混乱が避けられない場合、導入時期の延長なども含めて検討する必要があります。皆さまのお声をぜひ聞かせてください。