【ばばばんVol.44】 つむぎあう国へ

このたびの能登地方を震源とする大規模地震、及び羽田空港事故により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

いまだ予断を許さない状況です。党として、災害対策本部を設置し、各地から寄せられている要望事項を整理しています。緊張感をもって、対応・対策にあたります。

 

◆辰年という節目

歴史的に、辰年は政変の年と言われており、ロッキード事件(1976年)やリクルート事件(1988年)も干支は辰です。今回の一部の政治家による一連の事件の名はまだついていませんが、本年は十干十二支で「甲辰」、「甲(きのえ)」は耐え忍んだ先の始まりです。

凝り固まったイメージを刷新し、スピード感と温かみ、覚悟を兼ね備えた挑戦を文化とする政治へ、自分自身が歯車の中心となれるよう全力を尽くします。

 

◆ビジョンメイキング

「いついかなる時も、自分が、総理・大臣・首長といった決断者として物事を考えなさい」

目標としたい先輩が私に教えてくれました。自分だったら2024年の所信表明演説はこう述べたいと、昨年末、改めてビジョンを磨き直しました。

 

議員となって2年、野党にいると与えられた役割に詳しくなる一方、全体感を見極める視野は意識して取りにいかないと得られません。

 

世界の中にある日本として、日本とは何なのか、

なぜ私たちは私たちであり、どうありたいのか、

地域・所得・年齢などによって差が生まれることのない本気の挑戦の文化をどうしたらつくれるか、

 

考えれば考えるほど、やっぱり「つむぎあう国」なのですよね。年末大掃除中に発見した、高校生の時に書いた小論文に似たようなことが書いてあり、13年の時を越えて過去の自分とハイタッチした気分になりました。

 

ここで全ては書き尽くせませんが、一人ひとり、大きさも色も違う糸でも、つむぎあえば、強くなれる。誰かに頼るのではなく、自分も主体となり、救い救われる、責任ある、つむぎあう社会です。

 

私はこの国をもっとよくしたいし、国会を体感させていただいた者として、絶対によくできる確信があります。なにがなんでも実践者としてトライし、時代のうねりをみんなで一緒に起こす覚悟を持って本年に挑みます。